看護師が持っておくべきスキル

看護の仕事には、専門学校で学んで国家試験に合格し、看護師資格を取得すると就くことができる。
しかし、実際に働き始めてみると思い通りにいかず、自分に向いているのかと不安になる人も多いだろう。
そこで看護師に向いているかどうかの判断基準として、看護師には持っておくべきスキルというものがある。

まずは責任感が強く、向上心を持っていることがその一つだ。
命にかかわる職種である以上、妥協せず常に何事にも適切に対応できるように意識し、生涯学習の精神を持つことが求められる。
1つの判断が命を左右することもあり、素早くかつ冷静に判断する力が不可欠なことから、決断力が高いことも重要だ。
また、コミュニケーションスキルが高いことも欠かせない。
日々多くの患者と接し、医師や医療スタッフと連携する看護師には、相手の話を聞く力と自分の提案や意見を伝える力が必要となる。

その他には、メンタルが強いことも大切な要素だ。
看護師に求められるメンタルの強さは、受け持つ患者の急変や急患などの事態に遭遇しても物怖じしないというところである。
そのような態度が患者を安心させ、信頼感を得ることにもつながるのだ。
常に緊張感を持った状態で業務をこなす看護師は、四六時中ストレスにさらされているといっても過言ではない。
ストレス耐性があることも、看護師には不可欠だ。
長く働くためには、オフでは仕事を忘れて上手にリフレッシュできるストレス管理スキルも大事だろう。